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2021年にはChrome Extension Manifest V3が正式リリースされましたchrome_mv3。Manifest V3ではV2の機能を制限することで、セキュリティ的な安全性の向上を図っています。2023年6月にはManifest V2で作られたものは動かなくなるため、それまでに拡張機能の書き換えが必要ですmv2_sunset。Manifest V2とV3の主な違いは以下の点にありますmv3_features。
大きな変化はサービスワーカーの利用です。DOMへのアクセスが不可になるだけでなく、localStorageへのアクセスもできなくなります。DOMへのアクセスはcontent_script経由で、localStorageは使えないのでStorage APIを使うことで対応できます。
また、windowオブジェクトへのアクセスもできないため、chrome.windows.create
APIでChrome拡張からウィンドウを作ることはできますが、setSelfAsOpenerが指定できなくなってます。つまり、Chrome拡張が開いたウィンドウを閉じるときに、postMessageとchrome.windows.remove
APIを併用して書く必要があり、従来と比べてコードが書きづらくなってます。