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Cloudflare PagesはVercelやNetlifyと同じような静的サイトをホスティングするためのサービスですcloudflare_pages。GitHub連携もでき、コミットするごとにプレビューURLを生成し確認できます。
Vercelなどとの違いは豊富な設定項目にあると思うので、いくつかの設定について紹介します。CloudflareではDDos対策cloudflare_ddosやBot対策などのセキュリティ関連の設定ができます。通信に関してはHTTP/3の有効化やキャッシュの期間設定などもできます。 またアプリ連携cloudflare_app_integrationもでき、SNS共有ボタンやコメント機能などをアプリ側のコードを一切変えずに追加できます。
その他にはWorkers連携cloudflare_workers_integrationがあります。これはCDNのEdge領域で処理を返すAPIを作成でき、TypeScriptやWebAssemblyのコードをデプロイできるそうですcloudflare_ts_webassembly。Cloudflare WorkersはVercelのEdge Functionsvercel_edge_functionで利用されているだけでなく、Remix.jsやShopify Hydrogenのデプロイ先候補としても利用されており勢いがあります。ちなみに、CDNのEdge部分で利用できるS3互換のR2cloudflare_r2なども発表されているので、今後にも期待できそうです。
Cloudflare Pagesは利用できる機能も豊富ですが、体感としてVercelよりもサーバー応答が遅い感じがします。こちらのzennのScrapsにも比較されてるので、参考にしてみてくださいcloudflare_pages_response。